回復魔法や治癒魔法の存在

ファンタジー世界、もといRPGにおいて回復魔法の存在はほぼ必須だ。

戦闘でダメージを負う以上、それを復帰させる手段は薬草や回復薬でも補えるが、あくまでそれは消耗品の域を出ず、魔法を使うためのMPなるものが自然回復するのであれば序盤はさておき中盤以降はその存在は消耗品類とは差がついて然るべきである。

ただ一部を除き、死からは逃れられず、あくまで意識を失っている味方を蘇生(一命を取り留めさせる)手段としてが最も効果の大きい存在ではなかろうか。

本筋に戻って、回復魔法の存在はどの程度その世界の医療技術に影響するのか。

作品によって幅はあれど、万能の業ではない。

切り落とした腕がくっ付くこともあれば、生えてくることもある一方で、あくまで自然治癒の延長というシビアなこともある。

病は多くの場合癒えず、あくまで一時的な状態異常を正常に戻すまでというのも多い。

ただ千切れた腕がくっ付き元通りになるようなことが可能な世界であれば、基本的に外科的医療はほぼ回復魔法に置き換わることになる。ただこれは現代においても無理に近いと考えられるため、やはり仮定する水準としては現代医術と同等かそれ以下、であることが望ましい。

・回復魔法が存在する世界

・緑魔法使いとして学べばその内の多くのものが日常での怪我くらいなら治せるようになる。ただ学べば使えるようになるわけでもない。

・回復魔法で治せる怪我はあくまで現代医術で可能であろう水準まで。

・回復魔法で治せる病は自然治癒が可能なものまで。

赤魔法 強化系。

青魔法 弱体系。

緑魔法 回復系。

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