なろう的なものを妄想。
エルフの里のひとつ、西キエルス森林の里を追い出された僕ことトトは戸惑っていた。
ニンゲンが弱すぎる、と。
トト…トトルキン・キエルス。魔術適正が規定に満たないため、里の期限170年をもって追放されたエルフ。厳密には外的魔術適正が皆無なだけで、内的魔術は多少扱える。魔術が(ほぼ)使えないので昔から剣技を磨いてきたこともあり、その腕前は確か。
西キエルス森林…第二大陸西部に広がる大森林。エルフの里が点在する。中央には沼があり、魔物の巣窟となっているがそれを封じ込める役割も里は担っている。
魔術…魔女が築いた魔法技術。外的魔術/内的魔術に分類され、基本的に外的魔術を扱える者を魔術士と呼ぶ。
三大神…陸神・海神・空神の世界創造三柱。それぞれが四大属性の地・水・風属性の象徴でもある。火属性の象徴である創造主は三大神よりも格上の存在であるとされる。
リシャス
進化の血…神格、もしくはそれに属する者の血液と云われる赤い液体。経験を蓄積し続けて進化し続けるという