B.O.C

B.O.C(ボッチ)以下 設定

小氷河期

数百年前から訪れた氷河期のこと。期間が短く、その規模も対処可能とされていたが、予想に反して長期化の様相を呈している。

小氷河期前は、太陽光エネルギーによる潤沢なエネルギー環境に支えられた、世界規模の豊かさがあったが、今その技術は役には立たず、別アプローチによる新エネルギー源の開拓に追われている。

ヒトウ国=プラズマ+プリズムによる新エネルギー炉『プリズマ炉』

ガレリア公国=ヒトウのプラズマ運用技術の一部転用

ニブラ共和国=充電式の電解液カートリッジ(電池式)

=大型反応炉

上空の環境悪化に伴い、飛行機械群がその性能を発揮できなくなった昨今で、かつての飛行技術は大きく衰退している。その中でガレリアに至っては未だ飛行技術の推進を根気よく続けている。

B.O.C

人口減少に伴う軍縮傾向を受け、単独行動での戦術的役割を果たすために開発された機動兵器群の総称。

戦車や戦闘機を長期間、個人が運用して戦術的役割をこなせるようにしたものが原点。そのため、各国ごとに形状が大きく異なり、特にヒトウ国のものはその原案段階からずれていた。

昨今では他国も犬モデルのような動物型に移行する様相を見せてきているものの、まだ多くは無骨な鉄の棺桶を思わせる風貌をしている。

小氷河期の影響で『寒さに強い兵器』を作らなくてはならなかった。その結果、熱に対しての強度が下がり、熱量兵器が有効打となる現状が生まれた。

数は少ないが、一般の自警組織等にも民間用が出回っている。

ヒトウ製B.O.C

ヒトウ国製造の軍用戦略兵器。現在主流の機動兵器の中でもトップクラスのスペック。他国のものは戦車や戦闘機を改良してきたのに対し、こちらは蜘蛛を代表として昆虫モデルのものが多い。

型式オニグモ

フォニト=アイダ二等生の乗る、ヒトウ国製のB.O.C。蜘蛛モデルの高機動機。

武装は足先の赤熱化による溶断ブレード、前躯体下部に収納される超電磁砲、上部に収納されるレーザー兵器(鬼頭)、口部内にあるアンカーワイヤー、全面展開可能な電磁シールドの偏向プリズム。動力炉にプリズマ炉を搭載する先行運用機。

前躯体に突き出る二本角が特徴。後躯体がシェルターを兼ねる居住スペースとなっていて、今までにない長期運用を想定した構造となっている。

鬼のような頭部を収納しており、レーザー兵器はここに集約されている計三門のみ。プリズマ炉活性状態でのみ、『鬼面』モードとなる。変形するのは頭部出現と前躯体先端にある対人用マシンガンが人腕型になること。

後躯体を外し、プロペラントタンク(増設燃料タンク)に付け替えることで長距離飛行が可能となるが、元々飛行性能を持たないオニグモでは目標とした飛行距離には達しない。追加プログラムも必要で、演算負荷も踏まえるとまともな

型式ヤツカハギ

土蜘蛛型B.O.Cの一体。脚が長いのが特徴的。レールガンを複数門備え、対偏向バリアの装備で固められている。脚の長さを活かして高所砲台としても機能する。

オニグモのような秘匿機構は有してはいないが、安定感のある性能でヒトウ国軍で多くの指揮官機として採用されている。

プリズム

三稜鏡といわれるものとは別物の、多面体鉱石。人工鉱石で、希少金属を原料に作られる。

製錬は宇宙空間で行う必要があるとされ、暗黒物質の影響があるとされる。現在地上に存在するプリズムは小氷河期以前のもので、ヒトウ国が独占しており、他国で所有するのはガレリア公国の数個のみとなる。

プリズマ炉(プラズム炉)

プリズム製の炉内にて発生させたプラズマを動力源に、エネルギー抽出を行う動力炉。ヒトウ製B.O.Cに採用されている機密部品。名称は『プリズム』と『プラズマ』を合わせた造語。型番として『Pz‐〇〇』のように使われる。

一度、活性化させると沈静化するまで時間がかかることから、動き続ける等してエネルギーを消費し続けることが必要。炉が落ちる(活動停止する)と専用施設で再点火するしか起動法がないなどの融通が利かない部分がある。

熱核コロナ

偏向プリズム

偏向バリア(電磁シールド)の一種。プリズマ炉が搭載されるヒトウ製兵器に装備されている。B.O.C外装上に発生器が点々とあり、その部分だけは強度が落ちる弱点がある。それを差し引いても現行の偏向バリアの中では群を抜く性能をもつ。ただし、瞬間的に炉に負荷をかけすぎるため、長時間使うと炉が落ちる。

装甲表面に散りばめられたプリズムに向けて発生器から特定エネルギー波を放射し、装甲上で反射したエネルギーが多角形膜を生み出すもの。

装甲表面に特殊鉱石プリズムを混ぜ込むので、単機の製造でも必要資金が膨大になる。

学生軍人

軍営学校に所属する準軍人の少年少女。

一八で卒業後は正規軍人として採用されるのが八割。残りの二割は高官の子供たちのような富裕層の人間が占める。

一般的に軍に徴集される場合に比べ、待遇もよく、技能も下積みされており有能なことが多い。ヒトウ国軍においては強制力を持つ徴集制度は廃止されており、国内の学生軍人、及び正規軍人は自主的に志願した者に限られる。それもヒトウ国優勢あってのことである。

フォニト=アイダ

ヒトウ国軍営学校に通う学生軍人。一六歳。

実質の専用B.O.C『オニグモ』の操縦士として、任務に就く。準軍属だが、特殊部隊であるB.O.C部隊配属を機に、頻繁に最前線へと駆り出されることとなった。

B.O.C操縦士に必要な『独りでいる能力』は抜群。生来のボッチ気質。独り言が多く、他者との接触を嫌うが、家族だけは別枠。普段の無関心感と妹デレデレのギャップ。

ファナ=アイダ

フォニトと同い年の妹。共に軍営学校に通う。ファナ自身はB.O.Cにおける生活支援学科専攻。

お節介さん。

シュミド博士

ヒトウにおけるB.O.C権威を指す名前。元々は第一人者の名前だった。現シュミド博士はアラサー独身女史。アイダ兄妹の後見人でもある。

ウォト=ラー

当初のフォニトの上官がスパイ容疑で拘束されたことを受け、フォニト周辺の人選やり直しでフォニト監視役兼、相棒として転属した女性士官。専用B.O.C『ジョロウグモ』を駆る操縦士でもある。

フォニトの属する派閥とは別からの派遣で、フォニトの動きを封じようとするなど微妙な関係下にある。

イルミ=セイバ

ニブラ共和国軍 情報部所属の学生軍人。

間諜役としてヒトウ国軍営学校に入り込んでいたが、身元がばれて逃走するもフォニトらに妨害されて、駆け付けたガレリア軍の捕虜となる。後に財団の要人ビビの思惑で、立場を変えて再びヒトウ国軍営学校に戻ることになる。

 口数が少なく、舌っ足らず。アイダ兄妹の母親殺害疑惑。

ハスター

シズル

 ミリオン

 ヒトウ国軍の将校一派。フォニトの属する軍派閥でもある。テロリスト、レジスタンス等の非正規武力には断固たる立場を取る方針を掲げる。ガレリアの血筋が混ざった者が多く属する。

 現在のガレリアとの国交を支えたのがこのミリオンであり、その功績により権威も大きい。

 ウルガ=ミリオン

 ミリオン一派のトップの娘。フォニトの許嫁(婚約者?)。

 フォニトの後ろ盾でもあるミリオン一派は将校組織だが、彼女は一般人。学生軍人でありながら高い戦績を残すフォニトを囲うための手段として、『許嫁』という立場を取っている。

許嫁であるフォニトに対しても高圧的と取られかねない性格だが、個人的にフォニトを心配しており、「ただ利用するためだけ」という理由以外の想いもあるようだ。

 母親がガレリアの旧(貴族)家の出身。ウルガはヒトウ人とガレリア人のハーフになる。幼少期はハーフという理由でいじめを受けていた。

ヴァッツ

ミリオン派閥令嬢ウルガの付き人。

姿も言動も男性さながら、周りからは『男装の麗人』などともてはやされる。

ガレリア軍営学校卒業生で一度軍に所属したが、ヒトウ国との友好条約締結の折に、ウルガの父に引き抜かれた。

元軍人ということもあり、肉弾戦では異様な強さを持つ。現在は退役し、ミリオン家使用人として登録されている。

ヴァッツは純血のガレリア人。

ハルーシ

思考操縦を行うヒトウ製B.O.Cへの限定的なジャミングで、操縦士に対して『幻覚』を見せることができるニブラ製B.O.C。複座式操縦で躯体操作と武装操作に分かれて運用する。居住スペースが二人分にしては狭いが、躯体規模は他のものよりも一回り大きくなったために隠密行動には向かなくなった。

偏光外装搭載。光の屈折で視認され難くする装甲。更にステルス性を付加したものが、偵察仕様としてニブラ軍では多く運用されている。

型式ジョロウグモ

フォニトのB.O.Cオニグモと同時期、同系統のヒトウ製B.O.C。操縦士はウォト。

オニグモがヒトウ国の技術力最先端であれば、こちらは技術提携中のガレリアのB.O.C技術を取り入れたハイブリット機。その影響で前躯体の部分は、女性上半身のようになっており、兄妹機のオニグモと比べても異質さがある。搭載武装は基本オニグモと同じだが、通常時から武器の手持ちができるので武装の多様化が見込める。手持ち武装の多いガレリア製のものを多く使える利点在り。

その成り立ちもあり、オニグモに遅れてロールアウトした。

ガレリア

天井のある長い通路を示す。縦長の国土、屋根を連想させる高原に茂るの高い木々の様子から、国名を『ガレリア公国』とした設定。兵器名称には人名が多い。過去絶対王政だったが、小氷河期前にクーデターを切っ掛けに廃止、王族はその影響力を残しながらも民衆に政権を譲った。その経緯もあり、現在王族は御意見番のような立場にある。

世界有数の富裕国で、対テロ政策も徹底している安全国家。国土の狭さを補って余る国力をもつ。

プラズマバリア

ガレリア製B.O.Cの中でも高級機や最新鋭のものに搭載される電磁シールド。

ヒトウ国のプラズマ運用技術共有で実現したもの。大型の戦艦などには使えないが、小型のB.O.Cサイズであれば躯体を覆うほどのバリアを展開できる。偏向プリズムと同様に接触時のみバリアが発生する方式。ハイゼリアに正式採用、一部プリトヴァに先行採用された。

ハイゼリア

ガレリア公国の旗艦と共に運用される指揮官用B.O.C。超高級機。

戦艦との同時運用のため、居住性は有していない。装飾過多ではあるものの、性能自体は公国製の中では最高峰。人型に近く、補助アームやスタビライザーでの姿勢補助等を必要とする。オービタルリングに対応し、短時間・小範囲ではあるが飛行が可能になった。

石像のような滑らかな顔に、金の装飾を散りばめた衣装のような装甲は王族を連想させる高貴さを持つ。

躯体前面翼は空中での姿勢制御に用いられる他、プラズマバリアの起点としての役割もある。

プリトヴァに使われたクリア素材が使われていないのは素材の枯渇もあるが、密かにプリズマ炉

が搭載されていてクリア素材を使う必要がなかったということがある。

ユリア

ハイゼリア搭載の半飛行戦艦。旗艦として運用されることがほとんど。

オービタルリング(軌道輪)による一部搭載機の追従軌道飛行を可能にする。これはリング起動中、従属機を自艦の発生させる引力で浮遊させるもの。艦周囲にのみ発生する力場を利用することで、吹雪の中でも小型のB.O.Cが飛行できるようになる、画期的な装置。莫大な必要エネルギー量を除けば。

プリトヴァ

青緑の透き通る素材で覆われる人近似型B.O.C。未だ貴族文化の残るガレリアの護衛から式典まで広く使われる高性能機。旧貴族関連の人間が多く乗る。ハイゼリアの前身機に当たる。

クリア素材が多用されているのは、ヒトウ国の偏向プリズムを再現しようとしたのが切っ掛けだったが、素材の違いもあって実現はしなかった。ただ、その美しい外見は旧貴族の面々に気に入られ、正式採用する運びとなる。

プリズムには遠く及ばないが、クリア部分はエネルギー保持能力に優れていて、活動時間延長に一役買っている。他のガレリア製にあまり見られないのはクリア素材の単価が高いためである。ガラスに近い脆さというのも要因の一つ。

クレティアン=ペルスヴァル

氷海王とまで称えられる海運業界の覇者。名前、聖杯伝説より。

海運業の傍ら、趣味の創作活動(詩)も行う。

ペルスヴァル海運私社の社長で、運送業だけでなく海上・海中戦もこなす水軍ならぬ氷軍となっている。

B.O.C思想には賛同しておらず、使用する兵器も潜水艦をはじめとする集団運用のものが多い。

深海へと沈んだ巨大隕石に夢を抱き、海中を探し回っているが未だその姿を見つけられないでいる。

ラウンドオブナイツ

並列処理ネットワークシステム。母艦であるアーサーを中心に、

ガガ

財団の一幹部。略名。還暦をとうに超えた老人。

小氷河期前に火星移住した一部の人類、『円盤船団L.O.M(ライフオンマーズ)』との更新断絶後数百年が経過するも、その再訪を信じ続けた一団の後継者。作中では語られない火星人類に想いを馳せる。財団幹部連では一番の常識人だが、数百年は生きられないはずの火星人類が存続していると信じるところだけは夢想家。

ビビ

ガレリア軍に捕縛されたイルミを捕虜ではなく、部下として抱え込んだ人物。ビビは略名。フォニトに破壊されたB.O.Cハルーシを改修させ、ガレリア仕様にするなど突飛な行動を取る。

旧王族に含まれる立場の人物で、博士号取得者でもある、知識人。その割に言動が奇抜なため、変人だと取られることもしばしば。

公の場では振る舞いを正しており、才女として知られる。

財団の要人のひとり。

リーゼ

レーヴェ

アウスーラ

ゼームン

ティファニー

アーニィ

カイン

ガレリア製人近似型B.O.C最初期に生産された内の一体で、唯一現存するもの。

躯体は現行機より一回り大きく、UFOのような頭部から両腕が伸びるなど、異形といえる外見をしている。そのバランスから歩行が難しいために、足裏とスタビライザーにタイヤが付いていて、それで地上を走る。動力はニブラのカートリッジ式を採用、連続稼働時間は数時間という目標には遠く及ばない結果だった。

このカイン製造中はまだヒトウ国とは協定を結んでおらず、B.O.Cを持たないガレリア軍は戦艦を主軸とした戦車隊で戦い抜いている弱小国家だった。

財団

ガレリア国内の貴族制廃止後、旧貴族たちが立ち上げた非営利組織を基盤としている。

当初の目的は貴族制の一部復刻を謳う為のものだったが、今では軍営学校の運営や、多国援助などにも幅を広げている軍組織のバックボーン的役目を担っている。

B.O.C開発にも注力しており、その舵を任されることも増えている。

資金源は旧貴族たちの寄付金を始め、各種企業からの援助も多い。

シュユリ

次世代B.O.Cハクドウジのテスト操縦士。大和撫子を思わせる立ち居振る舞い。

ガレリアの人近似型に触発された、ヒトウ製人近似型の式神シリーズ『ドウジ』組に所属する。

フォニトたちの先輩でもある。

出向扱いでリグルゥの街にいる。

式神シリーズ

ハクドウジ、コクドウジの二体が開発中の、ヒトウ製人近似型B.O.C開発コード。

独自性を謳っていたヒトウ国が、ガレリアの人近似型に触発されて開発に手を出したもの。居住性を破棄せざるを得ない人型にするにあたって、短時間での戦域突入と離脱を可能にする必要がある、と考えた結果、支援機による移動補助で運搬(往復)を行うことになる。

それぞれにプラズマ推進器、及び独立運用するための最低限のAIを搭載し、戦場では完全独立のAI支援機として追随させることで親機であるハクドウジ、コクドウジの両機は自機での戦闘に集中し、支援機は最低限の活動で往復分の推進エネルギーを確保する。

この式神シリーズは、ヒトウ西端の海上都市『リグルゥ』にて開発が進められ、激戦区の一方、南部戦域へと送られることになっている。

エナジーコート(エナジークロス)

偏向プリズムに次ぐ次世代防御機構。

大量のプリズムが必要となる偏向プリズムと違い、エネルギー膜を広げて直接相殺させるエナジーコートは初期投資で優秀だった。その分、エネルギー効率は悪化したが攻撃への転用も含めて応用性も高く、次期主流候補の人近似型と相性も良かった。

躯体全面を覆うほどの広範囲のものを『エナジーコート』、攻撃運用を考えた細く長く伸びる比較的小範囲のものを『エナジークロス』と呼ぶ。

白兵戦用の武装として、エナジークロスは主力であった溶断ブレード以上に強力で、接触時のみエネルギー膜を発生させることでコート仕様での燃費の悪さも緩和した。これをブレード表面にのみ発生させる『エナジーブレード』も後に採用されるが、こちらは動力性能に劣る量産型に多く採用され、ワンオフ機にはサブウェポンとして搭載される。

ヒトウ国西端の街『リグルゥ』

琉球より名。人口密度は少なく、海上都市、基地を有する南方最前線を兼ねる。東西に比べ南北は激戦区

アルドレイド

アルノレイド

姉妹機B.O.C。居住性能を破棄した、現在主流の系統ではない人型タイプ。

試験操縦士が両名女性であることから、担当員にも女性が多く関わる。

コンビでの運用を目的とした作戦遂行機。

すでにB.O.Cの目的から外れていることもあり、B.O.Cでないとする意見もある。

リア充=Re.A.J

妖精霊シリーズの初代にあたる。

ハミング

鳥の名シリーズのミサイル。対人用の音響兵器で、用途としては基地や街中でホバリング、起動させて動きを封じる。捕縛用途に使われる。

ガウシア

潜水型B.O.Cに搭載される液体爆弾。発光容器内に液体爆弾を積めたものを海中にばら撒く。

リオック

コオロギの一種をモデルにした旧型B.O.C。小型で居住性については考慮されていないに等しい。特攻機として爆薬を積んで突進する。人口減少を考慮していおらず、民衆の反感を買い、廃止された。

ツチグモ

カマキリ

スズメバチ

甲虫(カブトムシ)

複合装甲と音波振動の二重性能。兎に角、堅牢な防御力が売り。

サソリ

ヒヨケムシ

三大奇虫のひとつ、キャメル(ラクダ)スパイダー。大型で体長の三分の一を占める顎(鋏角)と、楕円の腹部(後躯体)が印象的。十本脚。

ウデムシ

三大奇虫。平たい身体に、体長の二倍以上の足を持つ。夜行性。

ビネガロン

和名サソリモドキ(蠍擬)。長い尾の付け根から、酸を飛ばす。

複座式B.O.C

存在目的と矛盾する『複座』にしたB.O.C。作業分担を目的としているが、ヒトウ製にある思考操縦のような一人二役をこなす手段が現れ、存在意義が失われつつある。

ユニコーン

エルフ

ハニカム複合装甲

蜂の巣装甲。サンドイッチ式にこれを挟み込む構造。

氷層膜甲

氷の層を衝撃吸収材として使う。標準気温が低い小氷河期ならではの思想だが、

新兵

銃兵

B.O.C普及でその存在意義を大きく減らされた歩兵の主力。人間が扱える銃器ではB.O.Cに致命傷を与えられないことから、戦場に赴くことはないが基地警備は相変わらず銃兵が行っている。B.O.C用のリニアガン(劣化レールガン)設備を使って仮運用するなど、狙撃分野においては銃兵が活躍する場面もある。

ランドオブザライジングサン

日出づる国『ヒトウ』の国旗B.O.C。

多国間軍事演習に向けて急造される。

躯体前面にエナジークロスを、後面にエナジーコートを、専用のエナジーブレード射出ガンを両腕に装備する。

人近似型として陸戦中心の運用予定だったが、ガレリアの飛行兵器の脅威を払拭すべく途中から設計が見直された。頭が埋もれるような胴体に、膨らみの大きい両脚は歩行性能を捨てて推進力増強に当てた。両腕はブレードガン専用と化しており、他武装を手持ちするのは難しい状態にある。背面には巨大なベーンスラスターがあるが、こちらは直進安定を目的としている。

撃ち出すエナジーブレードはワイヤーで繋がっており、撃ち出し→巻き取り→撃ち出し…のループを行うが、弾丸となるブレード自体には予備が数機、本体に内蔵されている。

躯体背後から伸びるサブアームは蜘蛛の足

イメージとして、上半身はオニグモの前躯体に似ていて全体的にブラックサレナみたいな。

荷電粒子砲も載せる?

荷電粒子砲

大型のプリズマ炉直結であれば、その膨大な必要エネルギーを賄える。重要拠点や戦艦・空母に搭載される予定の実装直前兵器。

内熱処理機関

躯体内部で排熱処理を行うことで熱探知に引っかからない。

放熱フィン

放熱板。複数の板により空気接触面を増やして排熱処理効率を向上させたもの。

人近似型に搭載する場合は、腕や足に放熱フィン用のアーマーと共に取り付けることになる。

スタンブレード

エレクトロンドライバー

イオンブースター

↑ゾイド「ライガーゼロイクス」の武装

ステルス

ミラージュフォックス

リッター

特異

機関

砂塵化

特定振動による物質の粒子化。

戦略の中に戦術

ユニコーンに出てくるコックピット達がカッコいいので、そんな感じのメカで戦いたい。

設定

案・ヴァリアブル・オペレーション・チェア(V.O.C=ボッチ)

 コックピットに武装して、手足を生やしただけの不格好な戦術機。

 椅子に座った状態で両手で手持ち武器を、思考――脳波と視線の読み取りで固定武装の選択を、両脚から伝わる力で歩行を行う。

 ・手持ちは一般的な銃火器、マシンガンやライフルなど。

 ・シートベルトは無く、腰や尻に直接ジョイント的にくっついたのが伸び縮みする感じ。

 ・専用のコンタクトレンズや眼鏡で直接映像を反映、視線制御の補正機能としても。

 ・椅子そのものが脳波の受信機として出来ている。

 ・補助アームは存在するが、パイロット自身が武器を持って使用するものが多いので、正面180度は何も無い。(※目視にこだわる理由付けが必要。)

 ・パイロットスーツは無い方向で。軍服のまま乗り込んでコンタクトつけたらすぐ行けます!みたいな。

 ・推進器が独特で、スラスターから吹き出すのは炎ではなく光の環。推進器ひとつに付き最大三本出現。出力小で一本、出力中で二本目、出力大で三本。この大型が戦艦に搭載されている。

 ・巡航モードと歩行モードがあり、銃弾飛び交う戦場では巡航モードで空戦、地上戦及びその他の地上任務で歩行モードを使い分ける。

 ・巡航モードでは椅子が沈み込み、椅子上部と椅子正面(にあるフロントボード?)がくっ付いて箱になり、両脚は後方へ畳み込んで直進性を高める。ただ、空において戦艦に及ぶ戦力とはならないのでやはり移動手段、防衛手段としての意味合いが強い。

 この世界では「戦艦」が圧倒的。鉱物資源の少なさから、貴重な資源を詰め込んだ圧倒的な武力が生み出された。その空飛ぶ大棺桶は圧倒的な力で戦場を踏み荒らし、踏み均して掌握する。兎に角、圧倒的。

 小回りの利かない戦艦に代わって人とさほど変わらない大きさのVOCは制圧戦での後詰め(予備軍)として重宝される。

 ・戦域強襲制圧艦

 ・第一種軍装

 ・第二種軍装

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