FF12ゾディアックエイジを今更やっているが本当に理想の要素を含みまくった作品だな、と。
・独特のファンタジー感のある各種デザインや雰囲気、風景
キャラの服や装飾は中東を連想させるような暑さに対応する薄着でありながら独特でどこか華美でもある装飾付き。ただ砂漠や荒野の多さはフィールドバリエーションで補ってほしかった。
・追加要素でもあるライセンス(ジョブ)とサブジョブで組み合わせ豊富
無印しかやったことのなかった自分はこれを購入まで知らなかった。セール最高!ジョブそのものは分かり辛いものもあるが数は十分で、サブジョブも選択できるとなると十分すぎる。ただボードが少ない気もするし、ジョブリセットで覚えた内容もすべてリセットはやめてほしい。魔法ジョブで覚えたものは戦士ジョブでも使えるけど性能が著しく低下する、くらいにしてすべてのジョブボードを網羅する楽しみも欲しかった。
・戦闘は嫌いなオート系、ガンビットは今のオープンワールドRPGでパーティーものを作るならハマるのでは
FFシリーズではいつものといえばいつものだけれどターン制ではないのでゲージが溜まると勝手に行動する。FF14やゼノブレとかでもこの感じ多いけど嫌い。それならボタンを押して実際に攻撃を始めて終わるまでの1サイクルを武器種毎に分けて差別化するなどしてほしい。ダガーは0.3秒/サイクル、片手剣は0.5秒/サイクル、両手斧は1秒サイクル、みたいな。
ガンビットはドラゴンズドグマ2のようなパーティー制のものに組み込んだら集団で戦う楽しさは元のものより増えると思う。DD2のような性格とかいう曖昧さではなく、一定の条件に従った行動基準。ポーンもその設定のほうが合ってる気がしてきたぞ。
FF12の世界観は共有している作品がFFタクティクスだけ?とからしいし、タクティクスはやったことないけど、見た感じいいところを共有してはいない感じ。ストーリーとかは知らないが、そもそもストーリーはここでは重要ではない。
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FF12ベースに妄想ファンタジーRPG。
世界は舞台となる唯一大陸。
かつて存在した数多の大陸はその多くが消え、残るものも魔力に汚染された人間は生きられない死地。
時代は魔法と魔術が混在する混迷期であり戦乱。
魔力の源である基石を巡り、人間は未だ争い続けていた。
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唯一大陸 世界に残る、人類の住む最後の大陸。過去にあった基石戦争により、唯一大陸を除くすべての陸地は消滅か、魔力汚染された死地へとなった。
基石 魔力の源とされる美しい石。
魔界 魔人たちが住まうとされる別世界。かつての基石戦争前には数万はいたとされる魔人も今では全部で12人しか残っていないとされる。
人間界 下位世界である人間界と上位世界である魔界で構成される。人間界は物質界であり、魔界は非物質界である。
人類種 純人(ノマド)と亜人(アニムス)に分けられるが、基本的に現代において純人と呼べるほど純粋な人間は残っていない。ただ混種が進んだ結果、著しく動物的特徴のある亜人は少なくなっている。
魔法 魔人たちの力を借りて行う簡易儀式。魔法儀札(魔法カード)により強大な魔法や魔人を具現召喚することで容易に戦場を支配する。12魔人に対応する12枚のカードが存在する。その効果に応じる莫大な魔力を要する。かつての基石戦争では、魔人と人間は個々に基石を介して魔法を行使したという。
魔術 魔法には遠く及ばないが、人間の利便性を多岐にわたり向上させる魔法技術。火をおこしたり、水を生み出したりと小さいものばかりだが、これを基にした工業技術である「魔工」により現代では飛空艇のような巨大なものさえ飛ばせるようになった。魔力を消費する点では魔法と同じだが、こちらは魔人を介する必要がなく、魔人たちはよく思っていない。
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世界の流れ
かつての世界は何も特色のない世界だった。鉄でできた剣と鎧で力を示し、他者を支配し権力でせめぎ合っていた。
そんな世界で奇跡を起こす者たちが現れた。数は少なく非力であったが、確かにそれらは奇跡だった。
癒えぬ病を癒し、海を割って陸路とし、火に焼かれても死なず、それでいて首を落とせば必ず死ぬ。
彼らは洩れなく死から逃れられなかった。
ただ肉体を失った彼らは消滅したわけではなく、そこに精神のみで存在し続けていた。そんな彼らが集まり、できたのが精神世界である魔界である。
魔界は精神体である彼ら魔人を生かすための世界。精神体を維持するに必要な魔力で満たされ、高次元であるその世界にも徐々に魔人は増えつつあった。
ただ物質界である人間界との関わりを欲した魔人たちは、人間界に魔界との専用通路となる基石を設置する。これにより魔界を満たしていた魔力は少しだけ人間界へと漏れだし、それによって魔人も魔力を元に人間界で限られた存在を許された。
人間界への魔力流入は様々な影響を与えた。
純人以外の人類種誕生。動物的特徴をもつ亜人である。彼らもまた魔力によって生まれたイレギュラーな存在である。
同様に魔物も魔力による変異によってもたらされた生物たちだ。
制限はあれど魔人たちのもたらす力、魔法は戦場を一変させた。ただもたらされた結果は世界の破滅寸前という救いのないものであり、人間たちの業による基石の乱用とそれによる魔人の消滅だった。
人間たちは世界そのものをほぼ失い、魔人たちは仲間のほぼすべてを失った。
残された12魔人たちは人間界にある数多の基石を大基石4つまでに絞った。この4大基石は人間も知らない、触れられない場所へ隠し、彼らもまた自身とパスをもつ基石は廃し魔法儀札という制限の大きい形での干渉を取ることと決めた。
これにより人間界では魔法が実質失われ、のちに代用品である魔術が生まれる。この魔術を工業転用した魔工は、かつて廃棄されたパスを失った空の基石が使われることとなった。これもまた魔人たちの失策であったといえる。
本編では魔人の1人が律を破り、人間界に魔法を再びもたらすことが発端になる。その裏切りの魔人と、パスを繋ぐ人間を倒すのが目標。
本編ののち、人間たちは魔人の呪縛から逃れることを決意。隠された4大基石を破壊するため世界を探り、魔人たちと戦いながらも結果4大基石破壊に成功する。
これにより人間界と魔界は繋がりを完全に断たれ、それぞれが独立した別世界となる。だがそれは人間界にとっては魔力の消失を意味し、魔術を元とする魔工道具はすべて機能しなくなる。
結果、世界は何も特色のない基へと還ってしまった。完
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本編では魔人も魔法も魔術も魔工もある時代が舞台。FF12のような魔法や機械の入り組んだ独特な世界でファンタジーRPGしてほしい。
12魔人と12ジョブ、そして12属性はそれぞれ繋がる。地水火風金氷雷木闇光無魔
白羊座(アリエス)=ヴァンガード=火=♂
金牛座(タウロス)=パラディン=地=♀
双児座(ジェミニ)=トリックスター=風=♂
巨蟹座(キャンサー)=メイジ=水=♀
獅子座(レオ)=バスタード=火=♂
処女座(ビルゴ)=アルケミスト=地=♀
天秤座(リーブラ)=ジャッジ=風=♂
天蠍座(スコルピオ)=アサシン=水=♀
人馬座(サジタリウス)=レンジャー=火=♂
磨羯座(カプリコン)=ウォーロード=地=♀
宝瓶座(アクエリアス)=オラクル=風=♂
双魚座(ピスケス)=ソーサラー=水=♀
12魔人と魔法儀札
12ジョブ
魔術と魔工
武器防具
武器、防具はすべて軽・魔・重装備に分類される。武器であれば攻撃力や攻撃速度に、防具であれば防御力や移動速度に影響する。魔装備は要はMサイズ、普通ということ。ただ魔属性に偏り気味になる。