週刊少年ジャンプにて昔やっていた、中国小説を元にした藤崎竜先生の漫画です。
仙人や道士といった存在と、時代の移り変わり目にある中国王朝を舞台に描かれる少年漫画なわけですが、当時としては「少年」漫画でああいう画風は珍しかったようですね。
少女漫画的、アニメチックとでも言えばいいんでしょうか。
特に女性キャラは目が大きく、まつげバシバシで新鮮だったかもしれません。僕はまあ、レイアースとか喜んで観てたし抵抗なかったですけど。
キャラのデザインセンスは本当に素晴らしいの一言でした。明らかに異質なのに中国っぽさ、みたいなのが分かって、かと思えばSFファンタジー感ゴリゴリのアイテム「宝貝」が出てきたり。
キャラクターだけでなく、仙道たちの武器でもある宝貝のデザインも凄かった。きっと何かに影響を受けたりしているんでしょうが、その宝貝その見た目なんだ…みたいの多かったですね。そもそも太公望の武器が教鞭なわけで。
なかでも十天君の空間宝貝、取り分け王天君の「紅水陣」は物語の展開的にも痺れました。かっちょぶー。
人間界では殷王朝の終焉、仙人界では人間と妖怪の大戦、二つ世界での大きな変化を乗り越えてからの~黒幕と世界の真実。
…
……
………王道、な展開ですよね。
今気づいたけど完全に展開パクってる。スターダストコード…。
いや被っただけでオマージュだから。好きなものの要素たくさん入れたいだけだから。意図してパクったわけじゃないから……
…うんまあ、今日はこの辺で。